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ブラックを考える前に、外部環境について考える

昔、人材業界に身を投じていたこともあり、よく聞いていたフレーズ、”ブラック”、”ホワイト”。最近このブラック・ホワイトって何なんだろうと考えることがよくあります。ちなみに私の現職は、一般的に考えてかなりのブラックに入ると思います。なんやかんやで何とか勤務できていますが、やはり大変です。。。辛いと思うこともあります。


このブラックについて考える前に、社会の仕組み・外部環境から大きな視野で見る必要があると思います。日本は、そして世界は、資本主義社会であること。とても重要なことだと思います。

つまり、企業は売り上げを伸ばさなければ消滅していく。消滅することはイコール、従業員も路頭に迷ってしまうことになります。消滅しないために、当然競争が発生します。

競争に勝つためには、営業活動量を増やすか、質を高めるかの2点でしょうか。この2点を追求したときに、競争に勝とうとした時に、無理なやり方をして従業員を痛みつける会社が出てきます。よくないことです。しかし、この利益を追求する資本主義社会からすれば、ありえる流れだと思います。



日本全体の労働規制強化という流れ

では、労働量の観点で、競争や無理な働き方を日本社会全体で抑制すればいいのではという議論が起こります。しかし、あまりにも規制を強化すると、今度はグローバル競争で負けてしまうリスクもあります。難しいところですね、複雑にメリット・デメリットが絡み合ってます。

例えになるかあれですが、学校のテストで考えてみます。通常の授業のみで受けることって抵抗ありますよね。陰で努力をしたり、たくさんの時間をかけて勉強をして、こういった努力が、結果として、得点の差になって現れます。

様々な職業観を持った個が存在しており、中には、プラスアルファをして自分のキャリアつなげたい!自分の成績を上げたい!という人もいます。より頑張ろうという個人の芽を、規制によってつぶしすぎてしまうことは、よいことではないと思います。今の日本の流れがさらに加速すると、個人の頑張るやる気を削ぐ流れに向いているような気がします。単純労働の場合は、また別の議論になるとおもいますが。

国は、無理な働き方を変え、今まで社会に出ていない、女性や高齢者を社会進出させ、その埋め合わせをする政策を実行中です。別の点でまた議論もありますが、労働量という点では、全体の負担を減らすことができる可能性を秘めており、良いことではないかと私は思います。

ブラック企業の定義

ブラック企業の特徴について厚生労働省は下記の曖昧な記載をしています。

厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。
このような企業に就職してしまった場合の対応としては、第一義的には会社に対して問題点の改善を求めていくことが考えられます。しかしながら、新入社員が単独で会社に問題点の改善を求めて交渉等をするのは現実的には非常に難しいと考えられます。したがって、問題点に応じて、外部の関係機関や労働組合に相談することも有効な手段と考えられます。

極端な長時間労働、極端なノルマ。やめてもらいたいですね。切実に。賃金不払い・・・論外です。パワハラ、、、何がパワハラかの基準があいまいですが、社会通念上明らかなパワハラはふざけんなです。

この中の、極端なノルマ、パワハラは、感じ方によってずいぶん変わるのかなと思います。言い換えると、主体的に取り組んでいる人なのか、指示されたことだけを忠実にこなしている人なのか、自分の責任と捉えるか、人の責任と捉えるか、によって、その受け取りは変わってくると思います。


ブラックを口にする人の傾向・ブラックとの向き合い方

昔、人材業界にいたので、ものすごい数の方の就職支援をさせていただいてました。就職や転職でうまくいく人ほど、ブラックというワードを口に出さない人です。

極端なブラック企業の例は除きますが、やはり先ほどの資本主義社会・競争社会におけるある程度のブラック要素は、どこの企業にもあると思います。残念ですが色んな会社を見てきましたが事実です。よくはないと思いますが、仕方がないと割り切って、自分が何がしたいかを考えて就職・転職活動をする人は成功しやすいです。

ブラックというワードを口にする人は、転職回数が多く、退職理由がマイナスな傾向が、かなり顕著にあらわれていました。

ブラック企業はよくないですが、自分の今まで人生やキャリア、また日本の置かれている外部環境をまずは理解し受け入れた上で、どうするかを戦略的に考えることが大事ではないかと思います。

キャリア戦略を考え抜くこと・ブラック要素と向き合うこと

自分のやりたい方向性と、就職先との方向性をなるべく一致させる。そのために、個人として何をしたいかを、突き詰めて考えることでしょうか。ここが一致しているとブラックと感じにくくなります(笑)

どうしてもブラック要素を受け入れることができない場合は、公務員・まったり系職種・競争の少ない業界など、早いうちに方向性を切り替えることが重要です。公務員は条件もあり、またたくさんの勉強が必要ですが。。。そしてパワハラ・セクハラ系のブラック要素は、上司や配属部署によっても変わるので一概にいえませんが。

あとは情報収集です、口コミサイトや離職率、年収などを徹底的に調べてみてください。

それから、やはり大手企業の方が、安定して働ける可能性が高いです。企業体力がない会社は、パワープレーに走りやすいです。残念ながら。。。

私も、ブラック企業に属していますが、それなりに仕事内容については、満足しています。だから何とか頑張れるのです。また自分の下した決断に、きちんと自分として責任を持とうと覚悟をきめています。

まだまだブラックな世の中で、何でも自己責任になってしまいますが、主体的にキャリアを考え・構築しつづけることを忘れずに頑張っていきましょう。でも~ホワイト企業にいきたい。。。。